シカカラの成功報酬はいくら?歯科衛生士の採用を成功させる方法

2023.09.18

「歯科衛生士を採用したいのになかなか上手くいかない」「人材紹介サービスを利用していたけど費用がかかるばかりだった」などのお悩みを抱えた歯科医師・採用担当者の方は多いのではないでしょうか。

歯科衛生士採用にお悩みの方に向けて、この記事では人材紹介サービス「シカカラ」についてご紹介します。

シカカラの成功報酬額や、歯科衛生士の採用単価について詳しく見ていきましょう。

シカカラとは?

引用:シカカラDH求人

シカカラは、株式会社グローマスが運営する歯科業界の人材紹介サービスです。

代表取締役の堀内博行氏は歯科医院の院長を経験しており、歯科業界の採用の課題を熟知しています。

シカカラの特徴

  • 全国の歯科医院から求人情報を収集し、掲載
  • 求人情報には職場の雰囲気や院長の人柄なども掲載
  • 歯科業界専門のキャリアアドバイザーが、求職者の希望条件に合った求人を紹介
  • 給与交渉や面接の調整などもキャリアアドバイザーがサポート

シカカラは成功報酬制

シカカラは、成功報酬制の人材紹介サービスです。

成功報酬制とは、人材の採用が決定した際にその報酬を支払うという制度。人材が入社するまで費用は一切かからないのがメリットです。

歯科衛生士は採用が難しいといわれています。また離職率も高いので、せっかく採用したのにすぐに辞めてしまったというトラブルも多いようです。このようなトラブルを回避するためには、採用からしっかりと見直す必要があるでしょう。

シカカラでは医院と求職者をつなぐキャリアアドバイザーが在籍しています。キャリアアドバイザーは歯科衛生士や歯科助手の実務経験があるため、歯科に関する細かい情報を豊富に持っています。貴院の希望や条件をしっかりと汲み取り、ぴったりの歯科衛生士とマッチさせてくれるでしょう。

歯科衛生士の離職率が高い理由について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

歯科衛生士の離職率が高い理由とは?定着率を高めるためには採用から見直すべき!

シカカラの成功報酬額

シカカラの成功報酬額は、採用する求職者の年間賃金の20%です。

早期退職の場合は最長1年間までの返金制度もあるので安心してください。

成功報酬額は求職者の職種やスキルによっても異なりますが、歯科医師の場合は、150万円から300万円程度、歯科衛生士の場合は100万円から200万円程度、歯科助手の場合は50万円から100万円程度が相場になっています。

歯科衛生士の採用単価はいくらが平均?

人材紹介会社を利用する場合の歯科衛生士の採用単価は、年収の約20%程度が平均です。

厚生労働省の「令和3年賃金構造基本統計調査」によると、歯科衛生士の月収の平均は278,600円でした。

歯科衛生士の給与が月給24万円から27万円程度と仮定した場合、一人の歯科衛生士を採用するための費用(採用単価)は約70万円〜80万円となるでしょう。

ここからは、社員を採用する際の相場とパート・アルバイトを採用する際の相場についてご紹介します。

参考:厚生労働省:令和3年賃金構造基本統計調査 結果の概況

社員を採用する際の相場

人材紹介会社を利用する場合、新卒採用の採用単価は、年収の約20%程度が相場で、新卒採用者の給与が月給20万円程度の場合、一人を採用するための費用(採用単価)は約50万円となります。

人材紹介会社を利用する場合の中途採用の採用単価は、年収の約15%程度が相場で、中途採用者の給与が月給30万円程度の場合、一人を採用するための費用(採用単価)は約60万円です。

一般的に、職種や経験年数が高いほど採用単価は高くなり、学歴や勤務地によっても、採用単価は変動することがあるでしょう。

また、企業規模が大きいほど、採用単価は高くなる傾向にあります。これは、大企業は採用活動にかける費用が比較的多いためです。

求人サイトや人材紹介会社のサービスによっても採用単価は異なり、有料の求人サイトや人材紹介会社を利用すると、その分採用単価は高くなります。

パート・アルバイトを採用する際の相場

人材紹介会社を利用する場合のパート・アルバイトの採用単価は、時給の約20%程度が相場です。時給が1,000円の場合、一人のパート・アルバイトを採用するための費用(採用単価)は約20,000円となります。

ただし、求人サイトを利用する場合には、1閲覧あたり100円、1応募あたり約1.5万円が相場なので、採用に成功するまでに多くの応募があった場合、採用単価は高くなる傾向にあります。

パート・アルバイトの採用単価を抑えるためには、求人サイトや人材紹介会社のサービス内容を比較したり、採用活動を効率化したりする必要があるでしょう。

高額な費用を払っても歯科衛生士の採用が失敗する理由

高額の費用を払っているのに、歯科衛生士の採用が失敗したという経験がある方もいるかもしれません。

失敗する理由には、以下のようなものが挙げられます。

  • どの求人広告も同じ内容になっているから
  • 予算が足りずに短期間の募集になるから
  • 有効求人倍率が高すぎるから

それぞれの理由と対処法について詳しく見ていきましょう。

どの求人広告も同じ内容になっているから

歯科衛生士の求人倍率は非常に高いです。人材を募集している医院の数は非常に多いので、他の医院と同じような求人内容では、応募者からの注目を集めることができません。

求人広告の内容は、

  • 給与や待遇を他院よりも高く設定する
  • 職場の雰囲気や院長の人柄をアピールする
  • 自院の特徴や強みをアピールする

という点に注意してみましょう。

予算が足りずに短期間の募集になるから

予算が足りずに短期間の募集になると、採用失敗のリスクが高まります。

短期間の募集では応募者の数を十分に確保することが難しいため、採用成功率が低下するのです。また、短期間で採用活動を完了させるため、応募者のスキルや経験を十分に確認することが難しく、採用後のミスマッチや早期退職につながるリスクもあるでしょう。

予算が足りない場合でも採用活動の質を高めるためには、採用媒体を絞り込んでみてください。今回ご紹介したシカカラのように、採用が決定するまでは費用が発生しない成功報酬制の人材紹介サービスを使ってじっくりと採用に時間をかけたり、採用後の教育や研修を充実させたりして早期離職させないための対策をとるのが効果的です。

有効求人倍率が高すぎるから

有効求人倍率が高すぎると、採用活動が難しくなります。

これまでご紹介したように、そもそも歯科衛生士は有効求人倍率が非常に高いです。

厚生労働省による職業情報提供サイトによると、令和2年度の歯科衛生士の有効求人倍率は2.81倍でした。全職業の有効求人倍率の平均と比べると、約2倍以上の求人数になります。

有効求人倍率が高い状況は、歯科医院にとって大きな課題です。

有効求人倍率が高いなか採用を成功させるためには、上述したように求人要項の内容を改めたり、採用媒体を絞り込んだり、院内の環境を整えたりする必要があるでしょう。

歯科衛生士を採用するためには、今回ご紹介したシカカラのような人材紹介サービスを利用したり、ハローワークを活用したり、自院ホームページやSNSの活用、専門学校や大学を利用したりなど、さまざまな方法もあります。

これだけたくさんの方法があるとどれを選べばいいのか悩みますが、採用をプロに丸投げできる「採用代行」を利用するという手もあります。

歯科衛生士の採用単価を下げる方法

できるだけ歯科衛生士の採用単価を下げたいと思っている方もいるのではないでしょうか。

歯科衛生士の採用単価を下げるには、院内環境の整備や求人票でミスマッチを防ぐという方法があります。

院内環境の整備

公益社団法人 歯科衛生士会の「歯科衛生士の実態調査報告書」によると、歯科衛生士の性別は女性が99.0%となっています。

男性に比べると、女性は結婚や出産・育児などでライフスタイルが変化しやすいです。子育てと両立しやすい環境にするなど、女性が働きやすい環境を整えることをおすすめします。

院内環境の整備には、

  • 職場の雰囲気を明るくする
  • 人間関係を良好にする
  • 福利厚生を充実させる
  • キャリアアップ支援を行う

上記の例として、

  • スタッフ同士のコミュニケーションを促進する
  • 研修や勉強会の機会を提供する
  • 昇給や賞与などの制度を充実させる
  • 資格取得支援を行う

などが有効です。

歯科衛生士が働きやすい環境を整えることで定着率を高め、定着率が高まることで欠員が発生するリスクが減り、採用単価の削減にもつながります。

参考:日本歯科衛生士会|令和元年度「歯科衛生士の勤務実態調査報告書」

求人票でミスマッチを防ぐ

求人票は、応募者が歯科医院について知る最初の情報源。まずは求人票で求職者とのミスマッチを防ぎましょう。

求人票でミスマッチを防ぐためには応募者の希望条件を明確にしたり、職場の雰囲気や院長の人柄をアピールしたり、歯科医院の特徴や強みをしっかりと明記することが大切です。

歯科衛生士の離職率の原因には、人間関係の不満やトラブルも多くなっています。職場の雰囲気や院長の人柄は仕事のモチベーションに大きく影響するため、自院の雰囲気がよくわかる文章にしましょう。

求人票では、給与や勤務時間、勤務地、休日、福利厚生、キャリアアップの機会などを明確にしてください。

求人票で職場の雰囲気や院長の人柄をアピール、応募者の希望条件を明確にすることで、応募者の興味を引くことができ、ミスマッチを防ぐことで、採用成功率を高めることができます。

シカカラを利用する際によくある質問

ここからは、シカカラを利用する際によくある質問について見ていきましょう。

  • シカカラの電話はしつこい?
  • シカカラは歯科衛生士以外の専門職も採用できる?

以上の質問にお答えします。

シカカラの電話はしつこい?

シカカラ利用者の中には、キャリアアドバイザーからの電話がしつこいという声もあるようです。

電話をしつこく感じるかどうかは人によっても感じ方は異なりますが、シカカラは歯科医院のニーズに合わせた求人情報を提供するために、複数回の電話をかけてくることがあります。しかし、シカカラは歯科専門の人材紹介サービスなので、利用者は歯科衛生士や歯科医師を採用したい歯科医院であることがほとんどでしょう。

採用活動中の歯科医院にとっては、求人情報を提供してくれる電話なのでありがたいですね。

シカカラは歯科衛生士以外の専門職も採用できる?

シカカラは、歯科医院に歯科衛生士を紹介するサービスを主に提供していますが、歯科医師や歯科技工士、歯科助手、受付スタッフなどの歯科医院に欠かせない専門職の紹介も行っています。

歯科衛生士と歯科助手を同時に募集したいという場合でも、まとめて求人募集することができますよ。

歯科衛生士ならシカカラDH求人、歯科医師ならシカカラDr求人、歯科助手、受付・事務、歯科技工士の他、栄養士、保育士など、歯科業界で働くスタッフの募集にはシカカラDA求人と、採用したい人材によってサービスサイトは分かれています。

歯科衛生士の採用ならデンタルHR総研へ

デンタルHR総研は、歯科衛生士の採用に特化した採用代行サービスです。

歯科衛生士の採用活動にお悩みの方は、今回ご紹介したシカカラのような人材紹介サービスの他、採用代行サービスを利用するのもおすすめです。

最後に、デンタルHR総研の特徴やメリットについて詳しくご紹介します。

採用活動にお悩みの方は、お気軽に「デンタルHR総研」までお問い合わせください。

効果的な求人票を作ってもらえる

ミスマッチを防ぎ、優秀な人材を採用するためには、まず魅力的な求人票を作ることから始めましょう。

デンタルHR総研の求人票作成サービスでは以下の点を重視しており、効果的な求人票を作成することができ、採用成功率の向上が期待できます。

  • 応募者のニーズを把握する
  • 歯科医院の特徴や強みをアピールする
  • ミスマッチを防ぐ

デンタルHR総研では、歯科業界に精通した専門スタッフが求人票の作成を担当し、応募者のニーズを把握するために、アンケート調査やヒアリングを行います。

また、歯科医院の取り組みやスタッフの声を盛り込んで、特徴や強みをアピールいたします。

料金プランが分かりやすい

デンタルHR総研は「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」「VIPプラン」の3プランをご用意しています。

ベーシックプランプレミアムプランVIPプラン
初期費用0円0円0円
月額費用0円5万円8万円
成功報酬(採用一人あたり)歯科衛生士:55万円歯科助手・受付:30万円歯科医師:80万円
※全て常勤の金額(非常勤は半額)
歯科衛生士:25万円歯科助手・受付:15万円歯科医師:40万円
※全て常勤の金額(非常勤は半額)
0円
早期退職返金成功報酬全額返金成功報酬全額返金-
無料オプション--人事(採用・労務)顧問

ノーリスクで採用したいなら完全成功報酬の「ベーシックプラン」、費用効果を狙うなら安価な月額+成功報酬の組み合わせの「プレミアムプラン」、2名以上の採用に最適な「VIPプラン」がありますので、歯科医院の予算やニーズに合わせて選びましょう。

採用した人材が早期退職した場合は成功報酬全額返金いたしますのでご安心ください。

採用の全てを丸投げできる

デンタルHR総研は、歯科医院の採用活動を成功に導くために、次のサービスを提供しています。

  • 求人票の作成
  • 採用媒体の運用
  • スカウトメールの配信
  • 応募者対応
  • 面接や説明会の実施
  • 内定後のフォロー

歯科業界に精通した専門スタッフが採用活動をフルサポートするので、歯科医院は、採用活動にかかる時間や労力を大幅に削減することができ、採用成功率の向上や、ミスマッチの防止も期待できるでしょう。

まとめ

この記事では、人材紹介サービス「シカカラ」の成功報酬や、歯科衛生士の採用を成功させる方法についてご紹介しました。

高額な費用を払っても歯科衛生士の採用が上手くいかない場合は、デンタルHR総研のお手軽な「ベーシックプラン」を利用してみませんか?初期費用・月額費用0円のノーリスクで、貴院の人材不足の悩みや課題を解決いたします。

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