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フリーランスの歯科衛生士とは?採用するメリットや給与事情を紹介

土屋 雅臣

デンタルHR総研株式会社 代表取締役
GMOインターネットグループ(東証プライム)など、IT業界での人事部長を15年経験した後、国内最大手の審美歯科グループにて歯科衛生士採用のための会社立ち上げ代表取締役を務める。歯科衛生士採用560名、離職率10%未満を達成。2022年、デンタルHR総研株式会社を設立。歯科業界初となる完全報酬型の採用代行サービスを展開中。
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近年、歯科業界ではフリーランスの歯科衛生士への需要が顕著に高まっています。

しかし、独立して働く彼らが実際にどのような業務を行っているのか、また歯科医院にどのようなメリットをもたらすのかは、一般にはあまり知られていません。

この記事では、フリーランス歯科衛生士の具体的な仕事内容、彼らの給与体系、そして彼らを採用することのメリットについて詳しく掘り下げます。

フリーランス歯科衛生士の活用は医院のサービスの質向上、運営の効率化、さらには経済的なメリットにもつながるため、現代の歯科医院経営において重要な要素となっています。

フリーランス歯科衛生士とは

フリーランスの歯科衛生士とは、特定の歯科医院に属することなく、個人で活動している歯科衛生士を指します。

フリーランスの歯科衛生士は、自らのスキルと経験を活かして複数の歯科医院や健康関連の機関などでサービスを提供します。

フリーランスとしてのキャリアは、柔軟性と自立を求める歯科衛生士にとって魅力的な選択肢となっているため、近年はこういった働き方を選ぶ人も増えているようです。

フリーランス歯科衛生士と常勤歯科衛生士の違い

フリーランスの歯科衛生士と常勤の歯科衛生士は、働き方において大きな違いがあります。常勤の歯科衛生士は、一つの歯科医院に雇用され、定められた時間と条件のもとで勤務します。

これに対して、フリーランスの歯科衛生士は、複数の医院やプロジェクトに関わることができ、柔軟なスケジュールで仕事を行うことが可能です。

また、フリーランスの歯科衛生士は自身の専門性を活かして、さまざまな業務やプロジェクトに参加することにより、より広範な経験と知識を積むこともできるでしょう。

フリーランス歯科衛生士の仕事内容

フリーランスの歯科衛生士は、従来の歯科医院における業務を超えて、より広範囲な専門職として活躍しています。

彼らの仕事内容には、以下のようなものが含まれます。

  • 歯科医院でのアシスタント業務やメンテナンス(歯科健診)
  • 従業員の指導・教育
  • コンサルティング業務
  • セミナーや講演活動
  • 執筆活動

これらの仕事内容について詳しく見ていきましょう。

歯科医院でのアシスタントやメンテナンス(歯科健診)

フリーランスの歯科衛生士は、常勤の歯科衛生士と同じように歯科医院でのアシスタントやメンテナンスを行うこともあります。

安定した収入を得るために、歯科医院に所属しながらフリーランスの歯科衛生士として活躍している人も多いようです。

業務も普通の歯科衛生士と同じように、歯のクリーニングやフッ素塗布、歯垢・歯石の除去などが含まれます。

従業員の指導・教育

フリーランスの歯科衛生士は、自身の広範な経験と専門知識を有しているので、歯科医院の従業員に対する教育やトレーニングを行うこともあります。

これにより、医院はより効率的で質の高いサービスを提供できるようになり、患者からの評価が高まることにもつながるでしょう。

コンサルティング業務

歯科医院のコンサルティングを行うフリーランスの歯科衛生士も存在します。

歯科医院の現状を分析し、効率的な運営方法、コスト削減、収益の増加などを目指した具体的な提案を行うのが主な業務でしょう。

歯科衛生士の業務とコンサルティング業務は関係のないことのようにも思えますが、歯科衛生士として働いてきた経験や知識は、歯科医院の問題を解決する手助けにもつながります。

フリーランス歯科衛生士が提供するユニークな洞察や戦略は、医院に新たな視点を提供し、成功に大きな影響を与えることができるかもしれません。

セミナーや講演活動

フリーランスの歯科衛生士は、自らの専門知識と経験を活かしてセミナーや講演会で発表を行うこともあるでしょう。

これらの活動を通じて、彼らは最新の口腔ケア技術、予防方法、治療の進歩などの情報を業界内外に広めます。彼らの講演は、歯科医療従事者だけでなく、一般の人々にも口腔健康の重要性を伝え、意識の向上に貢献する大切なものです。

執筆活動

フリーランスの歯科衛生士は、専門誌やオンラインメディアへの執筆を通じて、歯科医療に関する幅広い知識を提供します。

歯科医療の専門家だけでなく、一般の人々にも歯科医療の最新動向や口腔健康に関する重要な情報を提供する有意義な仕事となるでしょう。

歯科に関する知識に加え、わかりやすい文章を執筆する能力なども求められます。

フリーランス歯科衛生士の給与事情

フリーランスの歯科衛生士としての給与は、彼らの働き方や業務内容によって異なります。

上記でご紹介したように、歯科医院での臨床業務、セミナーや講演、コンサルティング、執筆活動など、さまざまな仕事内容がありましたが、それぞれの業務に応じた給与が設定されています。これらの活動を組み合わせることで、フリーランスとしてのキャリアを通じて高い報酬を得ることができるでしょう。

特に、専門性の高い業務や独自のスキルセットを持つ歯科衛生士は、より高い報酬を期待できます。

現場での臨床業務の給与

フリーランス歯科衛生士における臨床業務の給与は、その業務の性質や難易度、勤務時間、経験などに基づいて決まります。

現場での臨床業務の場合、フリーランス歯科衛生士の場合はアルバイト・パートとして働くことになるので勤務時間や日程が不規則な場合も多く、これによって得られる収入は変動するでしょう。ちなみに、求人ボックス給料ナビによると、歯科衛生士の平均時給はアルバイト・パートで1,336円、派遣社員で1,494円となっています。

セミナーや講演の給与

フリーランスの歯科衛生士が行うセミナーや講演の給与は、イベントの規模、聴衆の数、講演の内容の専門性などによっても異なります。

がこれらの要素です。高度な専門知識を要する講演や、特に人気のあるテーマを扱う場合、一般的な講演よりも高い報酬を得ることが可能です。このような講演は専門的な知識を要するため、講演者としての専門性が高く評価されるでしょう。さらに、定期的にセミナーや講演を行うことで、安定した収入源を築くことができます。これは、講演者としての知名度や評判が高まるにつれて、より多くの依頼が得られるためです。

また、自身の専門分野における最新のトレンドや情報を共有することで、聴衆に新たな知識や視点を提供し、業界内での自身の地位をさらに強化することも可能となるでしょう。

コンサルティング業の給与

フリーランス歯科衛生士のコンサルティング業務における給与は、その専門性、業務の難易度、そして案件の規模によっても異なるでしょう。

特に歯科医院の経営改善や特定の問題解決に関する専門知識は、高額な報酬につながる可能性があります。これは、フリーランスとしての独自の視点や解決策が、医院にとって大きな価値をもたらすためです。

フリーランスとしての信頼性や実績が高まるにつれ、より大規模なプロジェクトや複雑な問題に取り組む機会も増え、これに伴い、報酬も増加する傾向にあります。

執筆業の給与

フリーランス歯科衛生士による執筆業の給与は、出版する内容の専門性、重要性、寄稿する媒体の種類によって異なります。

専門誌や学術誌への寄稿は、一般的な出版物よりも高い報酬を得ることが多いでしょう。これは、専門的な知識や研究成果を要するため、より高い専門性と価値が認められるためです。

定期的にコラムや記事を連載することや、専門的な知識に基づいた書籍の出版は、収入の安定化や増加に寄与します。これらの執筆活動は、フリーランス歯科衛生士としてのブランド構築や専門性の証明にも役立ち、その分野における影響力を高めることができるでしょう。

採用にお悩みの医院はフリーランス歯科衛生士を採用するのもおすすめ

求人倍率が非常に高く、歯科衛生士の採用にお悩みの歯科医院は多いです。

歯科医院が直面する人材不足や特定の専門スキルの必要性に応えるためには、フリーランスの歯科衛生士と業務委託契約を結ぶのも視野に入れてみてください。

フリーランスの歯科衛生士の多くは講師としても活動しており、複数の歯科医院での兼業経験が豊富であることも多いです。

医院での臨床業務に加え、新人歯科衛生士への指導など、さまざまな面から歯科医院をサポートしてくれるでしょう。

フリーランス歯科衛生士を雇うメリットとは

フリーランスの歯科衛生士を採用することには、多数のメリットがあります。

フリーランスの歯科衛生士は高度な専門知識と実務経験を持っており、医院の即戦力として迅速に貢献することができるでしょう。固定的な人件費をおさえつつ、必要な時に必要なスキルを持つ専門家を確保できるという経済的な利点もあります。

  • 安定した技術を持っている
  • 新人スタッフの教育を任せることも可能
  • 医院が抱える問題を相談することも可能

ここからは、フリーランス歯科衛生士を雇うメリットについて詳しくご紹介します。

安定した技術を持っている

フリーランスの歯科衛生士は、広範な臨床経験と高い専門性を兼ね備えており、これが彼らの提供するケアの質の高さに直接反映されます。

フリーランスの歯科衛生士はさまざまな歯科医院や治療環境での経験を積んでいることが多いです。このような経験豊富な背景は、医院が提供するケアの質を一層高め、患者からの信頼と評判を向上させるのにも大いに役立つでしょう。

また、最新の治療技術や業界のトレンドに敏感である方も多いため、医院に新しい視点をもたらし、治療方法の革新に貢献してもらうこともできるのではないでしょうか。

新人スタッフの教育を任せることも可能

フリーランス歯科衛生士は、新人スタッフの教育と指導において優れた能力を持っており、これも医院にとって大きなメリットとなるでしょう。

彼らは自身の豊富な経験と専門知識を活かして、新人スタッフに臨床技術、患者対応、医院運営などの幅広い知識を伝えることができます。

特にフリーランス歯科衛生士は、さまざまな歯科医院での経験を通じて得た独自の見解や技術を持っているため、新人スタッフに多角的な視点や多様なアプローチを提供することが可能です。

医院が抱える問題を相談することも可能

フリーランスの歯科衛生士は、医院経営や業務運営に関するアドバイスも提供できるため、医院が抱えるさまざまな問題に対して有用なアイデアや解決策を提案することが可能です。彼らの外部からの視点や専門知識は、医院が直面する問題に対して新たな解決策を見出すのに役立つでしょう。

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まとめ

今回はフリーランスの歯科衛生士の仕事内容や給与事情についてご紹介しました。

新人の教育や臨床業務の効率化のために、フリーランスの歯科衛生士と業務委託契約を結んでいる歯科医院も多いです。歯科衛生士の人手不足や採用にお悩みの方は、フリーランスの歯科衛生士の採用に視野を広げてみるのもおすすめですよ。

採用活動にお悩みの方は、医院さまの採用活動を全面的にサポートするデンタルHR総研をぜひご利用ください。

デンタルHR総研のベーシックプランは業界初の完全成功報酬型プラン。リスクを最小限におさえながら、医院さまの採用活動を全面的にサポートいたします。

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土屋 雅臣

デンタルHR総研株式会社 代表取締役
GMOインターネットグループ(東証プライム)など、IT業界での人事部長を15年経験した後、国内最大手の審美歯科グループにて歯科衛生士採用のための会社立ち上げ代表取締役を務める。歯科衛生士採用560名、離職率10%未満を達成。2022年、デンタルHR総研株式会社を設立。歯科業界初となる完全報酬型の採用代行サービスを展開中。
筆者のプロフィール紹介はこちら

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