【採用担当者向け】ジョブメドレーでよくあるトラブルとは?口コミから真相を調査!

2023.05.02

歯科衛生士の採用に非常に有効な求人サイト「ジョブメドレー」。

ジョブメドレーでは介護や医療関係の求人を中心に取り扱っており、優秀な人材を採用できると人気の高い求人サイトです。

そんなジョブメドレーですが、トラブルがあるというのは本当でしょうか。

この記事では、ジョブメドレーの利用を検討している歯科医院長さまに向けて、「本当に安心して利用できるサイトなの?」「トラブルがあるって本当?」という疑問にお答えします。

ジョブメドレーでよくあるトラブル

引用:ジョブメドレー

ジョブメドレーでよくあるトラブルとは、どのようなものなのでしょうか?

実際にジョブメドレーでよくあるトラブルについては、以下のようなものが挙げられます。

  • 採用した人材がすぐに辞めてしまう
  • スカウト機能の精度が低く感じる
  • 「勤続支援金」に不安を感じる

評判の良い求人サイトですが、中にはトラブルもあるようです。

しかし、そのトラブルには原因があります。よく挙げられるトラブルについて、ひとつずつ見ていきましょう。

採用した人材がすぐに辞めてしまう

ジョブメドレーでよくあるトラブルのひとつに、「採用した人材がすぐに辞めてしまう」というものがあります。

これはジョブメドレーに限ったことではないかもしれませんが、すぐに辞めてしまうというイメージがついてしまっているようです。

歯科衛生士は圧倒的な売り手市場であり、離職率の高さや定着率の低さも問題になっています。ジョブメドレーの問題ではなく、歯科業界の人手不足という厳しい問題がそもそもの原因なのかもしれません。

スカウト機能の精度が低く感じる

ジョブメドレーでよくあるトラブルの2つめは「スカウト機能の精度が低く感じる」というものです。これは求職者側からの問題で、前職で務めていた医院や応募中の医院からスカウトメールがきてしまうといったトラブルがよくあるようです。医院側が送れるスカウトメールは毎月200通まで無料なので、求職者はスカウトが多すぎて埋もれる、返信が大変という声も。

このようなトラブルですが、スカウトの段階では求職者の氏名などの「個人情報」を医院側が見ることができません。そのため、応募中の医院からスカウトメールがきてしまう……というトラブルの原因となっています。

「勤続支援金」に不安を感じる方が多い

ジョブメドレーでよくあるトラブルの3つめは、「勤続支援金」についてです。これは、ジョブメドレーを通して採用が決まり、60日以上勤務した方へ「勤続支援金」を支給するという求職者向けの制度。

働いてお金がもらえるなんて本当?と不安に感じる人も多いようですが、早期離職の防止にもなるため医院側にもメリットがあります。

ジョブメドレーを初めて利用する人は不安を抱いてしまいがちですが、医院側にもメリットがあるという点からも、ぜひ信用して利用していただきたい制度です。

ジョブメドレーについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

【採用担当者向け】ジョブメドレーの成功報酬はいくら?料金形態を徹底解説

【歯科医院向け】ジョブメドレーの評判は?口コミや利用方法を徹底解説

ジョブメドレーを利用した人の口コミ評判

ジョブメドレーでよくあるトラブルについてわかったところで、実際にジョブメドレーを利用した人の口コミ評判を見ていきましょう。

求職者側の口コミ

サイトの色合いや配置など、見やすくて操作もしやすかったです。ストレスなく利用することができました。 いいと思ったのは、検索履歴から自分に合う求人をピックアップしてメールで送ってくれたところ。ピックアップメールの中に理想の求人があり、その職場に就職することができました!LINE連携もできたから出先でもすぐに求人検索できて便利でした。
ジョブメドレーで、とある歯科医院に応募しました。次の日に返信が来ていたので見てみると「お断りします。」とだけ書かれていました。まだ履歴書の送付や面接すらもしておらず、応募ボタンを押して希望面接日を送った状態です。こんなにすぐに断られるものなのでしょうか?私自身のスペックとしては、歯科経験が5年、医療事務の資格も持っています。ちなみに求人には未経験からでもOKという記載がありました。内定者が既に決まっているのかもしれないと思いましたが、あまりにも失礼だと思いました。

求職者側からはこのような口コミが見られました。ジョブメドレーの問題というよりも、採用側の対応の悪さがトラブルとなっています。

採用担当者側の口コミ

採用担当者側からは、このような口コミがありました。

ジョブメドレーで採用したところ、2回連続で1日で退職されてしまいました。たった1日で退職されてしまったのに、それでも手数料が発生しました。書類選考、面接と時間をかけて採用しているのに、うまくいかず苦労しています。早期退職の保証も1ヶ月だし、短いようにも感じます……。1日でも働くと入職祝い金がもらえるそうなので、何だか釈然としません。

入職祝い金とは、上記でもご紹介した「勤続支援金」のことかと思われます。しかしこれは60日以上勤務しないと受け取ることができないため、採用担当者側の誤解でしょう。

ジョブメドレーでは、採用した人材が早期退職した場合は返金制度があります。しかし、ジョブメドレーもサービスを提供しているわけですので、手数料が引かれるのは仕方がないといえるでしょう。

また、返金保証が1ヶ月ということから不満に感じる事業者もいるかもしれません。1ヶ月の保証は短く感じるかもしれませんが、実は、入職後半年間でやめる人の75%は1ヶ月以内に辞めているという結果が出ています。(デンタルHR総研社調べ)

歯科衛生士の働き口はいくらでもあるので、入職して合わないと思ったらすぐにやめてしまう傾向にあるのです。医院からしても、3ヶ月〜半年育てたスタッフに辞められるよりもすぐに辞めてもらった方が痛手も少ないため、ジョブメドレーの1ヶ月保証は良い制度といえるのではないでしょうか。

早期退職を予防するには、ミスマッチなどが発生しないよう採用段階から見直す必要があります。

ジョブメドレーで採用するとすぐ辞めるって本当?

「ジョブメドレーで採用するとすぐ辞める」とは本当なのでしょうか?

これはジョブメドレーの問題ではなく、歯科衛生士採用の有効求人倍率は20倍超の圧倒的な売り手市場なため、辞めやすいということが原因になっています。

ここからは、歯科衛生士が早期退職しやすい理由や定着率が高い理由について解説していきましょう。

早期退職はミスマッチが原因

早期退職は、求職者と医院のミスマッチが原因でもあります。ミスマッチとは、個人の能力や志向性と、職務内容や職場環境がマッチしていない状態のことを指します。

たとえば、仕事内容が思っていたものと違った、福利厚生が充実していなかったなどのミスマッチはストレスにつながり、早期退職を引き起こしてしまう原因にもなります。

事前の下調べは求職者にとっても重要です。求人原稿は正直に記入し、歯科衛生士が働きやすい環境作りをしましょう。

歯科衛生士はそもそも採用が難しい

歯科衛生士はそもそも採用が難しいという一面もあります。歯科衛生士の求人倍率は非常に高く、20倍を超えるといわれています。つまり、超売り手市場なのです。

それを乗り越えるには魅力的な歯科医院を作っていくこと、働きたいと思わせることが非常に重要なポイントとなってきます。

歯科衛生士の採用にお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。

歯科衛生士の雇用・採用はなぜ難しい?理由を知って採用を成功させよう

歯科衛生士は定着率も低い

歯科衛生士は定着率も低いといわれています。歯科衛生士の離職率が高いこと、売り手市場であることは上記でも紹介しましたが、その環境が、定着率の低い環境を作ってしまう原因にもなっているのです。

「なかなか歯科衛生士が定着しない」「歯科衛生士の離職率が高い」という悩みは、歯科医院であれば必ずといってもいいほど直面する問題なのです。

また、歯科衛生士は約8割の人が転職を経験しています。資格を持ちながら歯科医院で就業していない潜在歯科衛生士は15万人以上いるとされているため、出産や育児で退職した人が戻って来やすいような環境作りをすることも有効です。

歯科衛生士の採用、定着率にお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。

歯科衛生士の離職率が高い理由とは?定着率を高めるためには採用から見直すべき!

ジョブメドレーでのトラブルを回避するには?

ジョブメドレーでは、採用した人材がすぐ辞めてしまうというトラブルも見られました。このようなトラブルを回避するには、どうしたらいいのでしょうか?

離職率に直接つながる部分を解決していかなくては、トラブルの回避は難しいでしょう。

たとえば、以下のようなものが挙げられます。

  • ミスマッチを減らす
  • 面接時の確認を怠らない
  • 定着率を高める

ミスマッチを減らす

歯科医院では、歯科衛生士の採用ができない、選べるほど応募が来ないという問題が以前からありました。上記でもご紹介しましたが、ミスマッチを減らすことで早期離職を防ぎ、お互いにとって働きやすい環境を作ることができます。

歯科衛生士を定着しやすくするためには、面接時に教育に関する説明や医院の方針について説明すること、採用後もコミュニケーションをとりながらキャリアについて話し合う機会を設けることがおすすめです。

面接時の確認を怠らない

ジョブメドレーとのトラブルを防ぐために必要なのは、面接時の確認を怠らないことです。

面接は、求人の応募者と採用者が実際にコミュニケーションを取ることのできる大切な機会。面接で、勤務体制や業務内容などをしっかりと確認しておきましょう。

面接でしっかりと話をしておかないと、聞いていなかったことなどが後々不満となって表れ、退職につながってしまいます。

定着率を高める

ジョブメドレーのトラブルを防ぐために必要なのは、定着率を高めることです。

歯科衛生士は、圧倒的な売り手市場です。そのため、辞めようと思ったら簡単にやめることができます。

定着率を高めるには具体的に何をすればいいのかというと、福利厚生や育休制度などの働きやすい環境作りはもちろん、あいさつをはじめ、日々きちんとコミュニケーションをとることも欠かせません。

離職率を下げるには採用段階から見直す必要がある

歯科衛生士の離職率は、他の職場に比べても高いです。そんな歯科衛生士の離職率を下げるには、採用段階から見直す必要があるでしょう。

離職率を下げるためには、同時に定着率を高める必要がありますが、その前に重要なのが採用の段階でできる対策をとっていくことです。

求人原稿には自院の魅力と待遇面をしっかりと記載

採用段階から行える対策として挙げられるのは、求人原稿には自院の魅力と待遇面をしっかりと記載することです。求職者は求人原稿を見て応募してくるわけですから、うそや間違いがあってはいけません。求人原稿には、自分の歯科医院の魅力をしっかりと記載しましょう。また、待遇面についても細かく書いていきます。

魅力としては、妊娠出産後も仕事に復帰できることや、休日を取りやすいことなどが有効です。

職場見学を実施する

採用段階から行える対策として挙げられる対策は、職場見学を実施することです。

職場見学は、自院の魅力をアピールするのに非常に有効な手段です。「想像していた仕事と違った……」と思われないためには、先ほどあげた求人原稿や、職場見学がとても重要となります。職場見学では、文面ではわからない医院の雰囲気なども感じてもらえるので、ミスマッチを防ぐのに最適でしょう。また、実際に魅力的な職場を見てもらうことで、応募率アップに加え、離職率を下げることが可能です。

医院見学のポイントについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

【歯科医院向け】「見学だけでもOK」はダメ!?応募に繋がる医院見学のやり方!

歯科衛生士の採用でお困りならデンタルHR総研

引用:デンタルHR総研

歯科衛生士の採用でお困りなら、「デンタルHR総研」がおすすめです。

デンタルHR総研では、ジョブメドレーに求人を出しているけど応募がない、スタッフが定着しなくて困っているという歯科医院に代わって採用業務を代行するサービスを提供しています。

料金プランは3つのプランに分かれており、ベーシックプランなら採用するまで完全無料です。初期費用・月額費用0円で利用できるため、ノーリスクで人材不足の悩みごとや課題を解決することが可能でしょう。

今は、多くの歯科医院がスタッフの採用で困っている時代です。人材不足にお悩みの方は、改善するためにもぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

まずはデンタルHR総研【お問い合わせフォーム】から、お気軽にご相談ください。

求職者と医院とのミスマッチを防ぎます

デンタルHR総研では、最初に現状の確認や医院様の要望などをお伺いし、求職者の選考・スクリーニングをして、貴院の採用成功をサポートいたします。

求人条件設定、求人原稿作成もサポートするので、応募が来やすい魅力的な求人原稿を作成するとともに、求職者と医院とのミスマッチを防ぎます。

デンタルHR総研は、これまで培ってきた20年以上の人事経験と上場IT企業での15年間で会得した最先端の採用スキルとノウハウ、さらに歯科業界での6年間で得た業界課題と解決策を駆使して、貴院に合った採用を提供します。

まとめ

この記事では、ジョブメドレーのトラブルや、「ジョブメドレーで採用するとすぐ辞めるって本当?」という疑問についてお答えしました。しかし、それはジョブメドレーが悪いわけではなく、そもそも歯科衛生士の採用は難しいこと、離職率が高いことが関係していることがわかったと思います。

求職者と医院のミスマッチを減らし、採用率、そして定着率を高めていきましょう。

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