歯科衛生士・歯科医師あるある26選!職場恋愛が多い?投資の話が好き?

2023.05.20

歯科衛生士は専門的な知識・技術をもって働く職業であり、その職場環境・仕事スタイルには特殊な部分も多数あります。今回は、そんな歯科衛生士のあるあるをたっぷり紹介。また、番外編として歯科医師のあるあるも併せて紹介します。歯科医院で働いている方は、ぜひ自分や職場と照らし合わせながら読んでみてください。

歯科衛生士あるあるを20選紹介!

それでは歯科衛生士あるあるを一挙に紹介します。歯科衛生士として働いている人が思わず「わかる……」と思ってしまうようなあるあるをピックアップしました

歯の相談受けがち

歯科衛生士は歯に特化した職業です。専門的な知識・スキルを持っている職業の人は、よくプライベートで身近な人から「これってどうなの?」など、仕事の分野に関する相談をされがちです。そしてそれは歯科衛生士も例外ではありません。「歯のここのところが痛いんだけど……」「こういうときってどうすればいいの?」など、家族や友人など親しい人はもちろん、初対面の人からも相談されることが珍しくありません。

人に会うとまず歯を見てしまう

歯科衛生士は常日頃から大勢の人の歯を見ています。勤務時間の大部分を患者さんの歯と向き合って過ごしているのです。そのため、勤務時間外でも人に会うとついつい口元に目がいきがち。顔よりまず先に歯を見てしまうことは、歯科衛生士の職業病と言えそうです。

トイレ休憩になかなか入れない

歯科の予約は非常にタイトなスケジュールで入っていることが多いため、この患者さんの次はこの患者さん、その次は……と絶え間なく対応が続く状況も日常茶飯事。そのため、なかなかトイレ休憩にすら入れません

たくさん歯石があると気合いが入る

歯科衛生士の業務の1つである歯石取り。歯磨きはしていても汚れを全て取りきれておらず、歯石として歯に残ってしまっている患者さんは多いものです。中には歯石がたくさん付いている患者さんも。歯石はちょっとやそっとこすっただけではとれません。ある程度力を入れつつガリガリと削っていく作業なので、たくさん歯石があると自然と気合が入ります。

ジュースは飲まないけどお菓子は持っている

甘いジュースは歯の健康にとっては天敵。だらだら飲むと虫歯の原因にもなってしまいます。その点では甘いお菓子なども同様です。しかし、歯科衛生士の仕事は大忙しで、ご飯後に時間が経つとお腹が空腹で極限状態になることもあります。そのため、ジュースは飲まないものの、サッとつまめるお菓子を持っている人は多数。業務のパフォーマンスが落ちないよう、小腹を満たすことは重要です。

カルテの文字が読めない

患者さんに関する情報や診察内容などを書き記した非常に重要な書類であるカルテ。歯科衛生士が目にする頻度も多いものの、「何と書いてあるのか読めない……」と途方に暮れた経験が誰しもあるはず。医師の文字は何故か汚いことが多く、書きなぐられたような文字や踊るような文字など、かなり個性的な仕上がりになっているものもあります。書いた本人は読めているようですが、周りの歯科衛生士は苦労しています。

夏場は手袋がしづらい

患者さんの歯や口の中に触れながら仕事を行う歯科衛生士。手元には手袋が欠かせません。この手袋、手にぴったりフィットするタイプなので、汗をかきやすい夏場は手が滑らないため装着しにくくなるのがネックです。

ボールペンで白衣が汚れる

歯科衛生士の仕事では何かと書き物が多く、ボールペンも不可欠です。白衣のポケットにいつも使えるよう、ボールペンを入れています。しかし、仕事が忙しいとボールペンを使った後、ペン先をしまったか確認しないままズボッとポケットに入れてしまうこともしばしば。そのため、白衣のポケットの上部にはしまいそこねたペン先のインク汚れがいくつもついています。

ボールペンなくしがち

歯科衛生士は仕事中にあちこちでボールペンを頻繁に使います。そしてついポケットにしまい忘れ、そのまま行方がわからなくなってしまうことも。また、患者さんに書類などを書いてもらうときに手持ちのボールペンを渡し、患者さんも返すのを忘れてそのまま持って行かれることもあります。

医院で流れているBGMが脳内再生される

医院の中では患者さんが過ごしやすいよう、ゆったりした音楽やオルゴール曲などのBGMが流れています。基本的にこのBGMは同じものの繰り返しなので、毎日聞いているうちに自然と覚えてしまいます。そして勤務時間外でも、ふとしたときにBGMが脳内再生。曲によっては無意識に口ずさんでしまうことなどもあり、ハッとします。

クレーム電話を受けてしまい落ち込む

歯科にもお店のようにクレームは入ります。クレームの内容としては、診察や治療、スタッフの対応などに対し不満があるというものがよく見られます。クレーム電話を受けると、医院が悪かろうとそうでなかろうと落ち込むものです。クレーム電話に当たってしまった日はその日1日ブルーな気持ちを引きずりながら仕事をすることに。

「看護師さん」「歯科助手さん」と呼ばれる

歯科衛生士という名前が正式名称ですが、この名前は患者さんの認知度がそれほど高くないようです。患者さんからはよく「看護師さん」あるいは「歯科助手さん」などと呼ばれます。つい自分で呼びやすい風に呼んでしまう、そんな患者さんの気持ちもわかるものの、毎回微妙に間違っている職業名で呼ばれることに寂しさを感じることもあります。

男性歯科衛生士は「先生」と呼ばれがち

女性の歯科衛生士が「看護師さん」や「歯科助手さん」などと間違われる一方、男性の歯科衛生士は「先生」と呼ばれがちです。歯科衛生士と歯科医師は白衣やスクラブの色が違うパターンが多いのですが、患者さんにして見れば着ているものの色の違いまで意識しないのかも。確かに男性の歯科衛生士だけを見れば、歯科医師との見分けは困難。先生と混同してしまうのも無理はないのかもしれません。

雨が降ると患者さんが減る

雨が降ると外に出たくないという人はよくいます。それは歯科医院の患者さんも例外ではありません。足元の悪い中を来院するのは大変。そのため、雨の日は予約のキャンセルなどが多く発生し、患者さんが減ります

ご飯前はお腹なりがち

歯科衛生士は診察をストップするお昼休憩以外、勤務中はなかなか休憩を取れません。仕事が忙しく、またお腹が減っても小腹を満たす時間もないため、ご飯前は空腹でお腹がなりがちです。患者さんの対応をしているときは距離が近いため、「グー」という音が鳴ると若干気まずい空気が流れます。

オフの日は患者さんと会わないよう注意する

これは歯科衛生士に限ったことではないかもしれませんが、オフの日に患者さんに会ってしまうと、何とも言えない気まずい気持ちを感じがちです。医院で接する自分はオンモードの自分なので、勤務外のオフモードの自分を見られると微妙な気持ちになるのです。そのため、できる限りオフの日は患者さんと遭遇しないように注意するのもあるある。もし遠巻きに患者さんの姿が見えたらそそくさと逃げます

デンタルケアのCMに反応する

デンタルケアのCMにいちいち反応してしまうのも最早職業病。意識しなくても「新しい商品出たのか……」「成分は……」など、つい食い入るように見ている自分に気が付くことも。

マスクで隠れるから顔の下半分はメイクしない

歯科衛生士は患者さんの対応中、マスクを着用しています。そして勤務中はほとんど患者さんの対応をしているので、マスクを外すタイミングはほぼありません。大部分の時間は顔がマスクで隠れている状態になるため、顔の下半分はメイクをしないのもあるあるです。マスクにメイクが付いてしまうのは地味にストレスなので、下半分がノーメイクならそれも回避できます。

患者さんに感謝されると嬉しい

仕事が忙しかったり、休憩が取りにくかったり、プライベートでも頻繁に仕事関連のものに反応してしまったり、歯科衛生士として働いているとさまざまなことがあります。中には大変なことも多くありますが、やはり患者さんに感謝されると「この仕事をしていて良かった」と嬉しくなるものです。患者さんとの距離が近く、こうしたポジティブな反応が見えやすいことは歯科衛生士の仕事の魅力の1つと言えます。

やりがいを見つけられる

歯科衛生士の業務内容はさまざまです。また、不特定多数の患者さんに対応する難しさもあります。簡単ではない仕事ですが、だからこそ大きなやりがいも見つけられます。医院に通って症状が改善したり、悩みが解決したり、満足そうな患者さんを見ると、自分の仕事の大切さを確認できます。

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【番外編】歯科医師あるあるを6つ紹介!

ここからは番外編として歯科医師あるあるも見ていきましょう。歯科医院の中心的存在である歯科医師の仕事・日常の中にも、さまざまなあるあるがあふれています。

職場恋愛多いと思われがち

歯科医院は女性が多い職場というイメージがあるはず。現に歯科衛生士の9割以上は女性です。歯科医師は反対に男性の比率が約7割ですが、医院は歯科衛生士の方が人数が多くなりやすいので、自然と女性比率が高くなります。このような状況から、歯科医師は職場恋愛が多いのではと思われがち。しかし、実際はそんなことはなく、あくまで仕事上の関係としてやり取りをしているパターンがほとんどです。

休日はセミナーに行く

休日は完全にオフ、という場合もないわけではないものの、セミナーに行く回数が多めです。医療分野は常に進化を続けており、歯科もそうです。最新の治療などを勉強したり、他の歯科医と情報交換を行ったり、より良い治療を提供できるようセミナーを活用しています。

知り合いが来ると気まずい

もし知り合いが患者さんだった場合、知っている相手なので対応しやすいのではとイメージする人もいるかもしれません。しかし、実際知り合いの口の中を治療するというのは気まずいものです。歯科の治療では、口を大きく開ける必要がありますが、知り合いのそうした状態を見るのもまた気まずさの1つ。知らない人であれば、むしろ患者さんとして割り切りやすいと言えます。

ベテランスタッフの尻に敷かれがち

歯科衛生士より歯科医師の方が立場としては上であるのですが、自分よりも職務経験の長いベテランスタッフがいると、もう頭が上がりません。尻に敷かれている状態であるものの、このようなベテランスタッフが場を上手く回してくれていることも事実なので、大人しくありのままを受け入れます

予約のドタキャンは普通に落ち込む

歯科の予約は診察当日などにドタキャンされることも少なくありません。患者を大勢抱えている中で多少ドタキャンがあっても何とも思わないのでは?と想像する方もいるかもしれませんが、「何か診察やクリニックに不満があったのだろうか」などと考えてしまい普通に落ち込みます

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まとめ

歯科衛生士の日常には、今回紹介したようなあるあるがあふれています。大変なあるあるから、ちょっとほっこりしてしまうようなあるあるまでさまざまですが、患者さんに喜ばれる嬉しさをダイレクトに感じられる、やりがいの大きい仕事でもあります。歯科衛生士も歯科医師も、あるあるを感じながら元気に働いていけるような職場づくりを目指しましょう。

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