グッピーで歯科助手の求人・採用を成功させるには?
2023.10.23歯科医院には、歯科医や歯科衛生士だけではなく歯科助手という仕事も欠かせないものです。しかし、歯科助手の採用はあまりうまくいかないといわれています。
そこで活用したいのが、医療・介護・福祉系に特化した求人サイト「グッピー(GUPPPY)」です。歯科助手の求人情報も多く掲載しており、評価も高くて安心して利用できる求人サイトですよ。
この記事では、そんなグッピーの特徴と料金形態、そして歯科助手の採用がうまくいくコツについて解説します。
グッピーは歯科助手求人にも有効
引用:グッピー
グッピー(GUPPY)は看護師・薬剤師・歯科医師・歯科衛生士・医療事務・介護職など医療福祉系に特化した求人サイトです。
年間382万人が利用しており、「転職で使いたいNo.1求人サイト」として評価されています。医療系求人ばかりなので、普通の求人サイトよりも検索ノイズが少なく使いやすいでしょう。
もちろん歯科助手の求人も豊富にあるので、歯科助手として働きたい方に有効な求人サイトといえます。
グッピーの歯科助手求人数は4,000件以上!
2023年10月現在で、グッピーの歯科助手の求人数は4,000件以上です。勤務地も東京都から大阪や名古屋、地方にいたるまで全国区の求人が掲載されています。
勤務体系はもちろん、未経験可やWEB面接可、正社員やパートタイムなど細かい条件の指定もすることが可能です。動画を掲載することが可能なので、院の状況などもわかりやすく伝えることができます。詳しい条件をあらかじめ指定しておくことで、働きたい人と病院の認識のギャップなどが生じにくくなるでしょう。
グッピーで歯科助手の求人を出すメリットとは
グッピーは2000年に設立されて依頼、歯科求人にかなり力をいれています。
歯医者の求人でも、歯科医師・歯科衛生士・歯科助手・歯科技工士などさまざまな職業がありますよね。そこを更に細分化して求人を出すことができるので、求職者は自分の求める求人にたどり着きやすいというメリットがあります。
- 求職者数が多い
- 歯科衛生士や受付なども同時に募集可能
- 他の求人サイトに比べて採用コストが抑えられる
他にも上記のようなさまざまなメリットがあるので、詳しく見ていきましょう。
求職者数が多い
グッピーは求人サイト利用者からも高い評価を得ています。
(株)ショッパーズアイによる2020年の調査では、「転職で使いたい」医療・介護・福祉求人サイトでNo.1を獲得しています。
利用者は年間382万人にも上り、医療系求人の中でもかなり大手といえるでしょう。
また、歯科助手は歯科衛生士と異なり資格がなくても就職することが可能なため、有資格の歯科衛生士よりも転職のハードルが下がります。求職者数が多い職業だからこそ、歯科系に特化した求人サイトを利用することがカギとなるでしょう。
歯科衛生士や受付なども同時に募集可能
グッピーは歯科医院の全職種に対応しているため、歯科助手だけでなく歯科衛生士・受付・医療事務・薬剤師・管理栄養士など病院に関わる仕事をまとめて募集することが可能です。そのため、有資格者の方から無資格者の方まで幅広く求人を検索することができます。
特にグッピーは歯科系求人に強いという評判があります。人手不足になりやすい歯科医院だからこそ、専門的なスキルを持つ人を幅広く受け入れる環境づくりが大事です。
他の求人サイトに比べて採用コストが抑えられる
求人サイトに求人を載せるうえで気になるのが求人掲載料です。
グッピーへの求人掲載料は閲覧課金型で、求人がクリックされると1閲覧ごとに120円課金されるしくみになっています。
他の成功報酬型の求人サイトや転職エージェントだと、年収の何%など、100万円近くの成功報酬を支払うケースがありますが、グッピーは閲覧課金型なので採用時にかかるお金は発生しません。求人のクリックごとに課金という形になるので、採用コストをかなり抑えることができます。
グッピーの利用にかかる費用は?
グッピーは他の求人サイトに比べて採用コストが抑えられると上述しましたが、ここからは具体的にどんな費用がかかってくるのかを詳しく解説していきます。
成功報酬型よりもコストが低いのに、無料求人サイトよりも検索しやすく質が良いのがグッピーの人気ポイントです。かかる費用を理解したうえで、いい人材を効率よく採用していきましょう。
初期費用・採用成功費用はなし
グッピーに求人を掲載するのに、初期費用は一切かかりません。
また、最短翌日で求人が掲載されるので急いで求人を募集したいときにおすすめです。有料求人サイトや転職エージェントだと掲載までに数日かかることもあるので、すぐに求人が掲載されるのもグッピーの強みでしょう。
成功報酬型のサイトだと採用成功した際に一定の金額を支払う必要がありますが、グッピーは採用成功した際の費用も一切かかりません。費用を抑えながら、安心していい人材を探すことができます。
求人掲載費用
グッピーに求人を掲載するときに発生するのが求人掲載費用です。
グッピーは閲覧課金型を採用しており、求人を1回クリックされるごとに120円(120ポイント)課金されます。1万円単位でポイントを購入するプリペイド式で、求職者が求人をクリックするごとに120ポイント消費され、ポイントがなくなるまで求人掲載が続きます。あらかじめ必要なコストがわかっているので、想定外の支払いや何十万という高い金額を支払う必要がないのは嬉しいポイントですね。
スカウト機能
グッピーには「スカウト機能」という求職者に直接メッセージを送る機能があります。ただ求人を掲載して応募がくるのを待つだけではなく、欲しい人材を見つけたらこちらから声をかけることができる機能です。これにより、より早くより多くの人材にアプローチができるため採用効率がぐっと上がります。ただし、こちらのスカウト機能は1件につき1,000ポイント(1,000円)必要なので予算に応じて使用しましょう。早く人材が見つかればそれだけコストを抑えられるので、有効に活用してください。
新卒募集は料金形態が異なる
特に就職希望者が多い新卒については料金形態が異なるので注意が必要です。新卒については「GUPPY新卒」としてサイトを分けて募集をしています。料金は1シーズン10万円からとなっており、スカウト数や掲載順序などに応じて3段階設定されています。
求人サイトの掲載だけでなく、求人情報誌や国家試験対策アプリなどにも求人が掲載されるため、より多くの求職者の目にとまるでしょう。
こちらは1シーズンの中で何人採用しても追加費用がかかりません。新卒の人材が欲しい場合は「GUPPY新卒」に求人を掲載しましょう。
歯科助手の求人がうまくいかない原因と対処法
グッピーでも多数の求人がある歯科助手ですが、実は採用が難しい傾向にあります。その主な原因は、歯科助手という仕事は他の歯科系の職と違い資格がいらないという点にあります。どうして資格が必要ないと求人がうまくいかないのか、その理由と対処法について見ていきましょう。
給料設定
厚生労働省によると、歯科助手の給料は平均312万円ほどとされています。同じ歯科医院で働く歯科衛生士は平均382.5万円なので、歯科助手の方が給料が低いことがわかりますね。歯科衛生士の方が専門的なスキルが必要なため給料が高いのは仕方がないことなのですが、給料が低い職業は人気がでないのは当然です。
しかし年齢や経験の違いで給料は異なるので、一概に歯科助手が優遇されていないというわけではありません。また、歯科助手はパートタイムや派遣労働が可能なため、フルタイムで働きたくない人にも需要があります。
歯科助手を採用したい場合は、求人票に「経験者は優遇します」「未経験者でも歓迎です」などの文言を追加したり、勤務時間の自由度をアピールすると良いでしょう。
求人から院内の雰囲気が伝わらない
歯科医院は総合病院とは違い規模が小さいため、働く人数も限られるでしょう。働く人数が少ない職場は人間関係に悩む人が多いといわれています。
また、歯科助手は歯科衛生士よりもできる業務が少ないため上下関係も生まれやすいようです。そういった求職者の不安を取り除くために、求人情報には写真を多く載せて院内の雰囲気や状況が伝わるようにしましょう。グッピーでは動画も載せることができます。写真よりも動画の方がわかりやすく伝わるので、ぜひ活用してください。
衛生面
新型コロナウイルス感染症の流行により、歯科医院でも衛生面が重視されるようになりました。歯科医という場所は患者さんの口の中を治療するため、飛沫感染などが心配されます。歯科助手になるのにそういった不安を抱えている人は少なくないので、衛生的できれいな職場であることをアピールすることも大切です。
医療現場に関わらず、きれいな職場は求職者にも好まれるので、院内環境を整えて求人に望むことが大事です。
こちらの記事では、歯科助手が採用できない理由について詳しくご紹介しています。歯科助手の採用にお悩みの方はぜひご覧ください。
歯科助手が採用できない理由【結論:歯科業界しか見えてないから】
歯科助手採用におすすめの求人サイト
ここまではグッピーの歯科助手求人についての魅力をお伝えしてきましたが、他にも医療・介護系に特化した求人サイトや歯科助手採用におすすめの求人サイトがあります。
その中のいくつかを特徴と共に簡単にご紹介します。
- ジョブメドレー
- Quacareer(クオキャリア)
- シカミル
どの求人サイトも料金形態や掲載スタイルが違うので、グッピーと比較しながら条件に合ったものを利用しましょう。
ジョブメドレー
引用:ジョブメドレー
ジョブメドレーは医療・介護系求人に特化した求人サイトです。大きな特徴はなんといっても医療介護業界の登録者数No.1という点でしょう。
登録求職者数が多いということはそれだけ応募する人も多いということなので、ジョブメドレー一番の強みともいえます。
初期費用・掲載費用は一切かからず、無料で1日200通のスカウトメールを送ることも可能です。採用決定時に成功報酬を支払う形となっており、価格は4万円〜となっています。
Quacareer(クオキャリア)
Quacareer(クオキャリア)は歯科医師・歯科衛生士専門の求人サイトです。
歯科衛生士専用の求人として10年以上のキャリアがあり、9,000以上の医院への採用実績があります。求人条件を探す項目も歯科医院求人に特化しているので、歯科衛生士になりたい人が多く登録しています。
しかし、Quacareer(クオキャリア)は歯科助手の求人はできません。歯科医師や歯科衛生士を採用したい医院さまは、ぜひ活用してみてください。
シカミル
引用:シカミル
シカミルは歯科業界No.1の人材紹介会社株式会社グローマスが運営する歯科業界特化の求人サイト。
360°カメラを使用したVR画像を各求人に掲載するため、求職者が働きたい医院の環境を知りやすいのが特徴です。
料金形態は成功報酬型で、掲載期間は無制限。早期退職をした場合は返金保証があるのも安心できるポイントです。
求人原稿の作成サポートもあるので、求人掲載に慣れていない医院にもおすすめの求人サイトとなっています。
歯科助手の求人にお困りならデンタルHR総研
ご紹介した通りさまざまな求人サイトがありますが、それでも採用がうまくいかない場合や求人サイトの管理が大変だという医院さまには、デンタルHR総研の「求人代行サービス」がおすすめです。
歯科業界とリクルートについて豊富な専門知識を持つプロフェッショナルが、医院さまの負担を軽減させながら優秀な人材の採用へとつなげます。
求人媒体の掲載から原稿作成、面接や条件の設定、入職前・入職後のフォローまですべてお任せください。
求人サイトに掲載して応募を待つよりも、いい人材を積極的に確保していきたいという攻めの姿勢で採用活動を行います。
採用に失敗したくない医院さまは、ぜひ「デンタルHR総研」までお問い合わせください。
まとめ
グッピーは医療・介護・福祉系に特化した求人で歯科衛生士だけでなく歯科助手の求人も豊富に掲載されています。
他の求人サイトと違い閲覧課金型の料金形態なので、予算に見合ったコストで求人募集をすることができるでしょう。コロナ禍で歯科医院求人に不安を持つ人がまだ多数いる中、院内の環境や雰囲気を写真・動画も交えてわかりやすくアピールすることで求職者も安心して応募することができます。歯科助手も歯科医院にはなくてはならない存在なので、求人サイトを有効に活用してよりよい人材に出会いましょう。
この記事を書いた人
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