【医院向け】歯科衛生士「採用サービス」おすすめランキング!【2023】
2022.04.17こんにちは、土屋です。
2016年から7年で700名以上の歯科衛生士を採用してきました。歯科衛生士の離職率は30%以上と言われている中、私が採用した方の離職率は9.6%です。
この記事ではそんな私の経験をもとに、歯科衛生士の採用サービス15種の特徴をわかりやすく比較し、ランキング化しています。サービスを検討する際のご参考にしていただければと思います。
ランキングの見方と注意点
このランキングは当社サイト独自の視点で決定しています。効果や採用を約束するものではありませんので、各サービスを利用する際は自己判断でお願いします。
サービスの評価軸は、歯科医院が採用サービスを利用する際に検討されることの多い下記の5項目です。
採用力 | 早く良い人材を採用できる可能性が高い |
低コスト | 1人採用に対するコストが安い |
知識不要 | 専門的な知識やノウハウを必要としない |
手間なし | 手間がかからない、少ない |
低リスク | 採用できない、または、コストが無駄になるリスクが低い |
このランキングでは、早く良い人材を採用できる可能性が高く、コストパフォーマンスに優れているサービスを上位にあげています。採用に困っている医院が多いという前提で「採用力」の評価比重を高くしているためです。
しかし、どの項目を重視するかは、医院の考え方や経営状況、採用緊急度などによって異なります。とにかく早く採用したいという医院は、なにより「採用力」を重視するでしょうし、いま人員に困っているわけではなく今後のために採用したいという医院は、「低コスト」「低リスク」を重視するでしょう。
そのような前提を踏まえて、自院の状況に当てはめてご覧ください。
歯科衛生士の採用単価はいくら?
まずは歯科衛生士の採用単価を把握しておくことをオススメします。こちらの記事で詳しく解説していますので、興味のある方はご覧ください。
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参考歯科衛生士の「採用単価」はいくら?採用コストと採用単価の話
歯科衛生士の採用単価の適正値はいくらくらいだと思いますか?
本記事では採用単価についての考え方から、採用コストと採用単価を下げるポイントまで解説します。
歯科衛生士採用でお困りの医院様必見です。続きを見る
歯科衛生士「採用サービス」おすすめランキング
どのサービスを使えばいいのか迷っているのなら、まずはランキング上位のサービスを検討しましょう。歯科衛生士採用サービスのおすすめランキングは、以下のとおりです。
※スマホの方は左右にスクールしてご覧ください
それぞれのサービスについて、詳しく解説していきます。
【1位】ジョブメドレー
No1. ジョブメドレー
圧倒的な採用力!なのに、採用するまで無料。良心的な価格設定も魅力です。
採用が決まるまで費用が一切かからない「成果報酬型」でありながら、無料で利用できるサービスが充実しています。特に、月200通まで無料で利用できるスカウトメールの効果が高く、求職者の見逃し対策、攻めの採用を目的として、多くの歯科医院が活用しています。
こんな医院におすすめ
- 少しでもコストとリスクを抑えて採用したい
- 採用活動に時間と手間をかけられる
- 求職者からの応募をただ待つだけじゃなく、こちらからも積極的にアプローチしていきたい
メリット
・求職者の数が多く、採用力がある
・成功報酬なのに人材紹介よりも安く、バランスに優れている
・掲載期間は無制限
・無料でスカウトメールが送れる(月200通)
・歯科衛生士、歯科助手、歯科医師など複数職種をまとめて採用できる
デメリット
・効果を出すにはある程度の知識とノウハウが必要
・競合が多い地域では成功報酬額を高く設定しないと効果が薄まる
・入職してすぐに退職した場合でも全額返金にならない
【2位】グッピー
No2. グッピー
歯科業界の老舗ブランドで知名度は抜群!採用成功時の採用単価が安く、必ずおさえておきたい媒体です。
グッピーは閲覧課金型(ポイント制・新卒の場合は期間形成型)で、掲載された求人情報が見られた回数だけ費用がかかるというシステムです。求人が見られるほど費用は掛かりますが、早い段階で採用できれば、採用単価を非常に安くできます。歯科衛生士からの知名度も高く、転職活動の際には必ずチェックされる媒体の一つです。
こんな医院におすすめ
- とにかく安く採用したい、大きな初期投資は控えたい
- 採用活動に時間と手間をかけられる
- 他医院と比較しても負けないと思えるアピールポイントがある
メリット
・歯科衛生士からの知名度・利用率が高いため、多くの求職者にリーチできる
・閲覧課金型のため、早く採用できれば採用単価を安くできる
・求人原稿の更新や勤続お祝い金の設定など自由度が高く、リアルタイムで更新できる
・スカウトメールが送れる
デメリット
・効果を出すにはある程度の知識・ノウハウが必要
・掲載医院も多いため、周辺医院と比較して負けない「就業条件」「ソフト面での魅力」「素材」が必要となる
・他媒体と比較して金額的なインパクトが多くないため、掲載して放置してしまいがち
【3位】採用代行(RPO)
No3. 採用代行
難しい歯科衛生士の採用はプロに丸投げ!知識・ノウハウ・手間が不要で、診療やスタッフマネジメントに専念できる!
現在、歯科業界に限らず、もっとも注目されているサービスが採用代行です。採用代行とは、採用活動にまつわる業務を外部の企業が代わりにおこなうサービスのことで、別名「RPO(Recruitment Process Outsourcing)」とも呼ばれています。
自院の採用業務をプロが代行することで、院長が診療やスタッフマネジメントに専念できると共に、人材紹介のような「待ち」の採用ではなく「攻め」の採用にシフトすることができるため、採用のスピードと質が向上、且つ今後も採用に困らなくなる仕組みを手に入れることができます。
こんな医院におすすめ
- とにかく採用で困っているのでなんとかしたい
- 診療やその他のことで忙しくて採用まで手が回らないから、できれば誰かに採用活動を任せたい
- 今後も採用に困らなくなる仕組みを手に入れたい
メリット
・採用工数や人手不足が一気に解消され、診療やスタッフマネジメントなどのコア業務に集中できる
・母集団形成の最大化を図れる。採用力を高められる
・トータルでの採用コストを抑えられる
・急ぎの採用にも向いている
・長く採用で困らない仕組みを手に入れることができる
デメリット
・外部に委託する分、費用が高い(しかし、人材紹介よりは安い)
・採用のノウハウが医院に蓄積されにくい
・委託先との連携が必要になる
【4位】indeed(インディード)
No4. indeed(インディード)
テレビCM等でおなじみの「indeed」は求人専用のサーチエンジン。無料で幅広く求職者にアプローチできる!
「仕事探しはインディード♪」というCMをきっかけにindeedのことを知った人も多いのではないでしょうか。indeedは求人情報専門の検索エンジンで、求人に特化した「Google」のようなものです。Web上にあるあらゆる求人情報を自動的に収集して、indeedのサイト内で探し出せるようにしています。
日本でサービス提供している代表的な求人検索エンジンは「Indeed」の他にも「求人ボックス」「スタンバイ」「Googleしごと検索」などがあります。
こんな医院におすすめ
- 無料でできることを色々やりたい
- とにかく幅広く求職者へアプローチしたい
- 歯科助手・受付の採用もしたい
メリット
・無料で求人掲載できる
・掲載期間は無制限
・利用者数が多く、求人を見られる機会が増える
・地場採用に強く、採用競合が少ないエリアほど、より効果が期待できる
・歯科助手・受付の採用に強い
デメリット
・とにかく競合が多く、無料掲載では埋もれてしまって効果がでにくい
・歯科に特化した媒体ではないため、歯科求人特有の情報が伝わらない
・運用型広告なので、継続的な求人の編集が必要
【5位】人材紹介
No5. 人材紹介
初期費用0円、完全成功報酬なのでローリスク!「待ちの採用」で採用工程を大幅削減できます。
人材紹介サービスは、人材を採用したい企業と転職希望者の仲介役としてマッチングを行うサービスのことです。一般的に、『人材紹介会社』や『転職エージェント』などと呼ばれています。
求人情報を人材紹介会社に伝えることで、求める条件に合致した就職・転職希望者を推薦してくれます。また、求職者との見学・面接日程調整や、医院の魅力を伝えてもらうサポートなどを受けることもできます。そのため、他の採用手法と比較して少ない工数で採用活動を進められます。
歯科衛生士採用の代表的な人材紹介サービスは「ファーストナビ」「シカカラ」「デンタルワーカー」などがあります。
こんな医院におすすめ
- 診療やその他のことで忙しくて採用まで手が回らない
- 採用できるかどうかわからないものに費用を払いたくない
- 求人内容を表向きには公開したくない
メリット
・成果報酬のために初期コストがかからない
・採用にかける時間や手間を削減できる
・急ぎの採用にも向いている
・求人内容を表向きに公開したくないときにも利用できる
デメリット
・採用コストが高い(理論年収の20〜30% ※年収400万円だと採用コストは80万〜120万円)
・採用のノウハウが医院に蓄積されにくい
・紹介から採用までの歩留まりが良くない(紹介されても採用までいかない)
・担当営業によってスキルや対応に差がある
・ミスマッチを解消するための工夫が必要
【6位】採用専用ホームページ
No6. 採用専用ホームページ
求人媒体と必ずセットで見られるのが医院のHP。採用専用コンテンツがあるだけで、採用力と応募者の質がグッと高まります!
求職者は採用活動を始める際、まずは上記で挙げたジョブメドレーやグッピー、indeedなどの求人サイトに登録し、職を探すことが多い。さらに、求職者はこういった求人サイトなどの検索で出てきた求人情報だけではなく、医院の公式ホームページを訪れ、より詳細な情報を探す傾向にあります。
一般的に医院ホームページは主に患者さん向けにつくられていますが、求職者をターゲットにした「採用ホームページ」をきちんと用意することで、「この医院で働く」という観点で理解が深まり、実際に自分が入職して働いている姿も連想しやすくなります。結果、応募増加なやミスマッチを減らせることに繋がります。
ホームページ制作会社はたくさん存在しますが、歯科医院のホームページ制作実績が多い「あきばれホームページ」がおすすめです。
こんな医院におすすめ
- 今よりも採用力を高めたい
- 採用活動トータルでの採用単価を下げたい
- 応募者の質を高めてミスマッチを減らしたい
メリット
・採用に特化したコンテンツを掲載できる
・自由なデザインでオリジナルのアプローチができる
・応募者の質を高める。ミスマッチの防止効果を期待できる
・採用活動トータルでの採用単価を下げる効果を期待できる
デメリット
・採用サイト単体で効果を出すのは難しい
・制作会社に支払うコストとは別に、維持費がかかる
・そもそも医院自体に魅力がないと効果が期待できない
【7位】SNS
No7. SNS
「Z世代」のネット検索はGoogleよりもInstagram !? SNS抜きの採用はもう成り立たない時代に。無料で質の高い採用を成功させることも可能です。
今や情報収集やコミュニケーションツールとして主流になった「SNS」。これまでは何か情報収集する際には、GoogleなどでWeb検索するというのが主流でしたが、今ではTwitterやInstagramなどのSNSで検索する、といったように情報収集の手法が変化しています。
SNS採用とは、ソーシャルリクルーティングとも呼ばれ、そんなSNSを通して行われる採用活動のことです。TwitterやInstagram、TikTokなどの様々なSNSを通して、医院の求人ブランディングや認知度UP、求人情報掲載やダイレクトリクルーティング(スカウト)など、活用目的も多岐にわたります。
こんな医院におすすめ
- 採用コストを抑えたい
- もっと色々な人に医院の魅力を伝えたい
- 長期的視点で人材の質を高めたい
メリット
・医院の雰囲気や人間関係などのイメージを伝えやすい
・低コストもしくは無料でできる
・転職潜在層へもアプローチ可能
・ミスマッチの防止につながる
デメリット
・運用に手間とノウハウが必要
・即効性は期待できない
・投稿ネタを見つける、考えるのが大変
・誰に運用してもらうか気をつかう
・魅力づけ要素が少ない医院には不向き
【8位】クオキャリア
No8. クオキャリア
若手歯科衛生士の気持ちを知り尽くし、圧倒的なハイクオリティを提供する。特に新卒衛生士を採用したい医院におすすめです。
国試対策アプリや求人誌など、歯科衛生士学生との接点を豊富に持つクオキャリア。歯科衛生士学校へのキャリア教育サポートも積極的に行うなど社会貢献性も高いサービスです。求人ツールもWeb、求人誌、求人票、パンフレット、動画、イベントなど、採用規模や医院ニーズにあわせて幅広いアプローチが可能です。
それぞれのコンテンツのクオリティが高く、採用数だけではなく医院のイメージアップやブランディングにも効果的です。ただし、クオキャリアのサービスは原則、「掲載課金型」となっており、採用できたかどうかではなく、掲載自体に費用がかかります。そのため、採用ができなかったとしても掲載料金は変わらずかかってしまうというリスクは伴います。
こんな医院におすすめ
- 新卒DHを採用したい
- 採用力とブランディング強化のために積極的に投資していきたい
- 色々な場所・シーンで使える採用ツールが欲しい
メリット
・新卒衛生士に幅広くリーチできる
・求人原稿のクオリティが高い
・WEB、冊子、求人票、パンフ、動画、イベントなど幅広いアプローチが可能
・社会貢献性が高い
デメリット
・地方においてはカバーできていない部分がある
・効果を出すためにはある程度の投資が必要となる
・コストをかけても採用できないリスクがある
・掲載期間中の情報修正がしにくい
【9位】学校求人
No9. 学校求人
直接学校と繋がることで求人媒体を介さず無料で採用できる、まさに「王道」の採用手法。
学校求人は自院で行えば無料で利用できますので、ほとんどの医院さんで既にやっていらっしゃると思います。いまの時代、就職活動のメインツールはインターネットですが、WEBで見つけた求人について、学校の求人票でもチェックしてから判断するケースもあります。また、学校によっては求人票の提出が必須であったり、学校からの情報に信頼を寄せている学生も多くいるため、新卒DHを採用したいのならば、学校への求人票提出は必須であるといえるでしょう。既存DHによる母校挨拶も効果的です。
こんな医院におすすめ
- 新卒DHを採用したい
- 採用コストをかけずに採用したい
- 既存DHの母校へアプローチしたい
メリット
・無料で利用できる
・学校からの情報に信頼を寄せている学生にリーチ可能
・求人票提出が必須、または求人票からの就職を重視する学校へのアプローチができる
・求人票作成・発送代行サービス(グッピー、クオキャリア)を使えば手間を省ける
デメリット
・歯科衛生士学生の就職活動手段は今やインターネットがメインのため、紙の求人票は見られないことがある
・求人票の書き方にもノウハウがある
・求人票作成・発送代行サービスはコストがかかる
・後からの情報修正がしにくい
【10位】ハローワーク
No10. ハローワーク
無料で安心感を手に入れる。幅広い年齢層が利用していて、特に地方求人には有効。また、助成金・セーフティーネットなどの活用も可能です。
国が運営する公共の就職支援機関「ハローワーク」。全国およそ540箇所に設置され、地域の総合的雇用サービス機関として職業紹介や求職支援nなど雇用に関するさまざまなサービスを提供しています。その特徴は求人を掲載する医院も、求職者も双方が無料で利用できるということ。若年層からベテラン層まで、幅広い年齢層が利用していて、特に地方採用には有効です。
また、ハローワークに掲載した求人は、ハローワーク内に設置された端末で閲覧できるだけでなく、ハローワークのインターネットサービスや「Indeed」などのサービスにも掲載されるのも医院にとっては嬉しいポイントです。
こんな医院におすすめ
- 採用コストをかけずに採用したい
- 地域密着型で幅広い年齢層にリーチしたい
- 助成金・セーフティーネットを活用したい
メリット
・無料で利用できる
・管轄地域への求人を多く見て貰える
・政府が運用しているという安心感がある
・助成金を活用することができる
・幅広い年齢層にリーチできる
・地方求人に強い
デメリット
・競合が多く、埋もれてしまって効果がでにくい
・就業条件以上の「+α(プラスアルファ)」は伝えにくい
・広域の求人募集には不向き
・求職者にとって応募のハードルが高い
・求人票の書き方にもノウハウがある
・登録や更新に手間がかかる
【11位】知人の紹介
No11. 知人の紹介
歯科医院の知人の紹介制度(リファラル採用)は難しい。ならば、院長自身のネットワークを最大活用していきましょう。
一般企業ではリファラル採用という「社員紹介」による採用手法がトレンドとなっています。リファラル(referral)は「紹介」「推薦」という意味を持っており、企業をよく理解した社員の紹介であるため、企業とのマッチ度・定着率が高く、自社採用であるため採用コストも抑えられるというものです。
しかし、歯科業界では、そもそもスタッフが友達と同じ職場で働くことに消極的ですし、医院側のマネジメントも難しくなるので、導入しにくい。したがって、ここで勧める「知人の紹介」とは、院長自身の知り合い(以前の職場の仲間、今の医院を辞めた社員、学校の後輩の友達、スタディグループの仲間、等)のことを指しています。「紹介」よりも「一本釣り」の方が近いかもしれません。
こんな医院におすすめ
- 採用コストをかけずに採用したい
- 信頼できる知り合いを引き込みたい
- とにかく誰かに助けてほしい
メリット
・無料で出来る
・採用できたらラッキー
・採用知識やノウハウが必要ない
・相手の性格やスキルを知っているので安心して任せられる
デメリット
・そもそも対象になる人が少ない、いない
・関係性とタイミングの問題なので、計画は立てにくい
・職場が一緒になることで関係が悪くなるリスクもある
【12位】チラシ・張り紙
No12. チラシ・張り紙
いますぐ出来て、とっても簡単。偶然の出会いが期待できるかも?
いますぐ出来てとっても簡単な求人方法は、医院への張り紙です。飲食店やコンビニの店頭に「アルバイト募集!」と貼ってあるアレです。患者さんの中に衛生士がいるかもしれませんし、衛生士の家族や知人の目に触れれば口コミで紹介してくれる可能性もあります。来たらラッキー程度で、試してみてはいかがでしょうか?
給与などの条件が患者さんの目に触れるのが嫌だという場合は、求人している事実と求める人物像だけ記載し、あとは求人HP(グッピーでもOK)へのQRコードを付けておくだけでも良いかと思います。工夫次第で、患者さんに対する診療方針のアピールにも繋がるかもしれません。ちなみに折り込みチラシ配布はコストパフォーマンスが悪いのでおすすめしません。
こんな医院におすすめ
- 採用コストをかけずに採用したい
- できることはなんでもやりたい
- 良い治療をしている自信があり、患者さんの口コミを利用したい
メリット
・無料で出来る
・地域の人材にアプローチできる
・採用できたらラッキー
・採用知識やノウハウが必要ない
・患者さんをインフルエンサー化できる
デメリット
・見られる数とDHにリーチできる確率が少ない
・運の要素た高く、計画は立てにくい
【13位】とらばーゆ
No13. とらばーゆ
40年以上続く女性向け求人媒体。歯科衛生士求人に特化した媒体ではない、且つ掲載課金型なので利用は慎重に。
とらばーゆは1980年に雑誌として創刊されたとても歴史ある求人情報サービスです。2007年にWEBに移行してからも、女性が働きやすい求人に特化したサイトとして高い知名度と人気を誇ってきました。とくに事務、医療、販売・サービス職の採用に強く、女性の採用に積極的な企業・医院から多くの支持を得ています。
「歯科衛生士採用」に限定した場合、当ランキング上位の歯科衛生士採用に特化した媒体と比較すると採用力は高くありません。また、料金体系は「掲載課金型」となっており、採用できたかどうかではなく、掲載自体に費用がかかります。そのため、採用ができなかったとしても掲載料金は変わらずかかってしまうというリスクが伴いますので利用の際は慎重に検討ください。
こんな医院におすすめ
- とにかく採用に困っているため、できることは全部やりたい
- 幅広いエリアで分院展開している
- 歯科衛生士と歯科助手・受付、どちらも採用したい
メリット
・たくさん採用できた時の採用単価が安くなる(ハイリターンを期待できる)
・歯科衛生士と歯科助手・受付、また、常勤と非常勤を1つにまとめて掲載できる
・複数勤務地を1つにまとめて掲載できる
・歴史ある媒体だからこその安心感がある
・求人原稿をつくる知識と手間がいらない
デメリット
・地方においてはカバーできていない部分がある
・効果を出すためにはある程度の投資が必要となる
・コストをかけても採用できないリスクがある
・歯科に特化した媒体ではないため、歯科求人特有の情報が伝わりづらい
・掲載期間中の情報修正ができない
【14位】イベント・合同説明会
No14. イベント・合同説明会
合同説明会は一度の多くの歯科衛生士と出会えるチャンスの場。その場を活かす「イベント攻略」が鍵になります。
合同説明会(合説)とは、各医院が複数集まって求職者に対して説明会を行う場のことをいいます。合同説明会は学校主催の学内セミナーと、企業主催イベントの2種類があります。学内セミナーは学校が直接実施するケースと、企業と学校が組んで実施するケースがあります。就活中の学生のほとんどが参加するので、学校周辺や沿線にある医院は積極的に参加していきましょう。
企業主催イベントの代表的なものは「グッピー就職カフェ」と「クオキャリア就活フェス」などがあります。一度に多くの求職者に出会えるので好感度を上げるチャンスの場になりますし、採用できれば採用単価は安くなります。一方で、いい人材は他院との奪い合いになりますし、そもそも求職意欲の低い参加者もいます。したがって、装飾やプレゼンテーションなどを駆使して、どうやって医院をアピールするかという「イベント攻略」が大きく成果に影響します。
こんな医院におすすめ
- なるべく多くの求職者にアピールしたい
- 求職者に好印象を与える武器(条件や人柄など)がある
- リスクを取ってでも、採用できたときの採用単価を下げたい
メリット
・より多くの求職者に知ってもらえる
・好感度を上げるチャンスの場になる
・いい人材にはこちらから積極的にアプローチできる
・他医院のアピール方法をチェックできる
・採用できたときの採用単価が安い
デメリット
・対象となる求職者数の絶対数が少ない(イベント規模による)
・いい人材は他院と奪い合うことになる
・参画料の他、参加するスタッフの人件費や装飾などのコストや手間が発生する
・求職者はイベントに参加するだけで多くの特典がもらえるため、特典目当て(求職意欲は低い)の参加者も多い
・地方においてはカバーできていない部分がある
・求職者は希望勤務地を絞っていることが多く、求職者の希望勤務地にない医院はマッチングが難しい
・イベント攻略にも、知識とノウハウが必要
【15位】紙媒体
No15. 紙媒体
地域密着型のため、地域に縁のある人にアプローチできる。特にベテランDHを採用したい時など、属性で使い分けるのが理想です。
求人広告誌や地域フリーペーパー、折り込みチラシなど、紙媒体の求人方法は、多くが地域密着型のため、世代問わずその地域に縁のある人に見られます。フリーペーパーで有名なのは、駅やコンビニなどでよく目にする「タウンワーク」でしょうか。近年ではスマホの普及によりweb媒体の利用率が高まっていますが、紙媒体は主にベテラン層の方が利用しやすい傾向にあります。よって、狙っている求職者の属性で使い分けるのが理想です。
こんな医院におすすめ
- 地域に縁のある人にアプローチしたい
- ベテラン衛生士を積極採用したい
- 求職者だけではなく、集患・増患の効果も期待したい
メリット
・地域に縁のある人にアプローチ可能
・ベテラン衛生士には効果があるかも
・求職者だけではなく、集患・増患の効果も期待できる
デメリット
・歯科衛生士が求人に使うツールの95%はスマホであるため効果を期待しにくい
・コストをかけても採用できないリスクがある
・広告入稿後の情報修正ができない
まとめ
以上、歯科衛生士の採用サービス比較をランキング形式で紹介しました。
先にも述べたように、このランキングが正解ではなく、医院の場所、診療内容、診療方針、規模感、就業条件、人員計画、採用予算、採用緊急度、採用魅力度など様々な要素によって優先度が変わってきますし、メディアミックス(複数媒体の組み合わせ)の仕方も変わってきます。その前提を踏まえて、上記の中から自院にあったサービスをご利用ください。
また、自院にとってどれが最適なのかわからない、または迷っているという場合はいつでも相談ください。また、デンタルHR総研では、歯科採用のプロに自院の採用をまるごとお任せできる「採用代行サービス」も実施していますので興味のある方はお気軽にご連絡ください。
一緒にがんばっていきましょう!
この記事を書いた人
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