【歯科医院向け】ジョブメドレーの評判は?口コミや利用方法を徹底解説
2023.03.22医療分野は人材不足であることが多いですが、中でも歯科衛生士の人材不足は非常に深刻です。歯科衛生士は女性の割合が多く、ライフスタイルの変化で長期的に仕事を続けるのが難しいため、定着率が悪いともいわれています。
そして、歯科医院の数は非常に多く、常に医院同士で歯科衛生士の取り合いが発生しているような状況です。
そんな中でも、医療分野に特化した求人サイトを活用すれば歯科衛生士の人材確保ができるかもしれません。
今回は医療分野に特化した求人サイトの中から、「ジョブメドレー」について紹介していきます。
ジョブメドレーの評判や利用方法まで徹底的に解説していきますので、ぜひ参考にして人材不足を解消しましょう。
歯科衛生士の採用・雇用にお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。
歯科衛生士の雇用・採用はなぜ難しい?理由を知って採用を成功させよう
歯科衛生士の離職率が高い理由とは?定着率を高めるためには採用から見直すべき!
ジョブメドレーってどんな会社?
引用:ジョブメドレー
求人サイトを利用する前には、その求人サイトがどんな会社なのかを知っておく必要があります。安心して利用できるのか、どんな業種に強いのか、費用はどの程度かかるのかなど、さまざまな要素を把握してから利用しなければ、最大限の効果を得られません。
まずは、ジョブメドレーがどんな会社かを詳しくご紹介していきます。
基本情報
ジョブメドレーは株式会社メドレーが運営している医療や介護分野に特化した求人サイトです。現在は約30万の医院や事業所が利用しているサービスになります。
東京に本社を構えており拠点は1か所のみですが、対応地域は全国。求人の年代や雇用形態はさまざまで、ブランクのある人材が復職のため利用するケースなども多いです。
条件に合う求職者が登録されると通知が届き、スカウトメールは月200通まで無料で送信できます。求職者にアプローチしやすい機能がそろっているため、即採用につながりやすいです。
ジョブメドレーで扱っている主な業種
ジョブメドレーは、医療や介護分野に特化したサービスとして運営されています。
- 医科
- 歯科
- 介護
- 保育
- リハビリ/代替医療
- ヘルスケア/美容
ジョブメドレーで扱っている業種は以上の6つカテゴリーに分かれており、医科では医師や看護師、薬剤師から登録販売者まで幅広く扱い、介護や保育に関する人材全般、少し意外なところだと、美容師・理容師・エステティシャンなどのヘルスケア/美容の業種も扱っています。
歯科では歯科衛生士をはじめとして、歯科医師、歯科技工士、歯科助手が対象です。
ジョブメドレーの特徴
医療分野に特化した求人サイトは、世の中にジョブメドレーしか存在しないというわけではありません。
それぞれの求人サイトにはそのサイトの良さがあるため、どの求人サイトを利用するのが効果的かを判断する必要があるでしょう。
そこで、まずはジョブメドレーにどのような特徴があるのかをご紹介します。
掛け捨てリスクがない
ジョブメドレーの利用には、初期費用や掲載費用などが一切かかりません。スカウトメールも1カ月あたり200通までは無料で送信できます。
情報掲載時に有料のオプションなどもありますが、基本的に費用がかかってくるタイミングは人材の採用が決定してからです。
掲載費用が発生する求人サイトの場合は採用が決まらなかった場合にも月々の掲載費用がかかりますが、ジョブメドレーは掲載費用がかからず、求人情報の掲載期間の制限もありません。掛け捨てリスクを負うことなく、長期に渡ってじっくりと人材を吟味することも可能です。
採用コストは比較的安価
ジョブメドレーで費用がかかってくるタイミングは主に採用時ですが、その採用コストも他のサービスと比べると非常に安価に設定されています。
成功報酬型の求人サイトや人材紹介サービスでは、採用した人材の年収の30%が費用としてかかるというケースもよくあります。
それに比べると、ジョブメドレーで採用が決定した際の費用は40,000円からとなっており、一般的な人材紹介サービスと比較するとかなり安価です。
さらに採用した人材が早期で退職してしまったケースでは、初出勤から30日以内であれば一部返金保証もあるため、採用コストを安く抑えたい場合には非常に優れた求人サイトとなっています。
医院の魅力を伝えやすい
ジョブメドレーでは、医院の魅力を伝えるため、求人の無料サポートを行ってくれる選任のスタッフが用意されています。
更に、スタッフの声や写真といった医院の魅力を伝えるための要素をコンテンツとして掲載することも可能です。
特に歯科衛生士は担当できる業務範囲が法律で定められているため、仕事内容はどうしてもどこの医院も似たようなものになってしまいます。医院の雰囲気などは、求人情報として非常に価値があるものなのです。
これに加えて、有料のオプションではインタビュアーがお話を伺い、写真やコメント動画を撮影して特設ページを作ることも可能で、医院の魅力を最大限に引き出します。
ジョブメドレーの料金携帯について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
【採用担当者向け】ジョブメドレーの成功報酬はいくら?料金形態を徹底解説
利用した院長の口コミ・評判をご紹介
ここまではジョブメドレーの特徴などをご紹介しましたが、やはり1番重要なのは利用者からの評判でしょう。
もちろんケースバイケースで合う合わないという相性はありますが、基本的に評判の良いサービスを利用したいものです。
そこで今回は、実際にジョブメドレーを利用した院長からの評判をいくつか集めました。
欠員が出たため求人情報を掲載しました。情報掲載から採用までスムーズにやり取りできました。費用も想定よりも抑えることができたので助かりました。面接の調整などもWEBで対応できたので時間を作りやすくてありがたかったです。 |
ハローワークなどを利用していましたが、求める人材がなかなか採用できなかったためジョブメドレーを利用しました。利用した決め手は初期手数料などが無料だったからです。実際には有料オプションを使わせてもらったので多少のお金はかかったものの、優秀な人材を確保できたので助かりました。欠員が出たらまた利用したいと思います。 |
医療系の求人サイトの中では最大規模のようだったので活用させてもらいました。スタッフの方の対応が丁寧だったのが好印象ですね。早期退職者が多く不安もありましたが、返金制度もあったので安心して利用できました。 |
良い口コミでは、早期退職者の返金制度や採用までのやり取りのスムーズさを評価している方が見られました。
全体的に採用コストが安い点やスタッフの対応の良さを評価している方が多く、安心して利用できることがわかります。
ジョブメドレーが選ばれる理由とは
口コミからもわかるように、ジョブメドレーの利用には、たくさんのメリットが存在します。
求人サイトは世の中にいくつも存在していますが、ジョブメドレーは医療や介護に特化した求人サービスの中では最大級の規模を誇り評判も良いです。
具体的にどのような部分が求人を出す側にとってのメリットとなり、最大級のサービスに成長したのかを紹介していきます。
掲載は永久に無料
ジョブメドレーに求人情報を掲載する際の費用は、基本的に無料となっています。オプションなどを利用しない限り、実際に人材を採用する時にしか費用はかかりません。ジョブメドレーへの求人情報の掲載期間が長くても、それによって追加でコストがかかるようなことはないのです。
一般的な求人サービスを利用する場合、常に人材不足の業界であれば何度も求人情報を掲載したり長期間掲載したりすることで、採用のための費用はどんどん大きくなっていきます。
一方でジョブメドレーを利用すれば、永久に費用をかけずに人材を募集することができるわけです。
理想の人材を見つけやすい
ジョブメドレーの登録求職者数は100万人を突破しています。また、医療介護に特化しているので理想の人材を見つけやすいという点も大きなメリットの1つでしょう。
求人・転職サイトはたくさんありますが、特化型のサイトではない場合、登録者数が多かったとしても全ての求職者が対象者にはなりません。
歯科衛生士を採用したいのであれば、やはり職業に特化した求人サイトを利用するのが採用への近道になるでしょう。
スカウト機能で効率良く求人が探せる
歯科衛生士は有効求人倍率の高い超売り手市場です。求人情報を掲載するだけではどうしても受け身になってしまうため、採用したい場合は、医院側からの積極的なアプローチが必要になるでしょう。そこでおすすめしたいのが「スカウト機能」です。
ジョブメドレーでは、1カ月あたり200通までは無料でスカウトメールを送ることができるので、この機能を使わない理由はありません。
求職者の保有資格や経験年数、希望勤務地などの登録情報を閲覧できるので、自院に合った人材にピンポイントでアピールでき、効率よく採用活動ができるでしょう。
Web面接で選考をスムーズに進められる
「Web面接」もジョブメドレーの評判が良い要素の1つです。
面接のスケジュール調整から実際の選考までWeb上で行うことができます。求人から採用までWebで管理することができるため、非常にスムーズに選考を進めることができるでしょう。
Web面接では求職者も家にいながら面接を受けることができるので、スケジュール調整もしやすく、医院、応募者双方の負担が少なくなるのもメリット。
採用には費用がかかるのはもちろんですが、面接や選考に時間がかかるという意味でも医院の負担が大きいです。それら一連の流れをWebでスムーズに行うことで、負担の軽減につながります。
求人を出している状況の多くは人が足りていないわけですから、こうした部分の効率化は思った以上に大きなメリットになるでしょう。
動画選考で人材をじっくり選べる
ジョブメドレーには、「動画選考」という機能もあります。
動画選考は、求職者が自己PRや医院側からの質疑応答などを自分で撮影し、撮影した動画を提出して受ける選考のことです。
動画選考では対面で行う面接のように、双方向のコミュニケーションを取ることはできませんが、聞きたい質問は事前に伝えることができます。
応募がきた際には見比べながらじっくり選ぶことができますし、こちらも選考の時間短縮につながるでしょう。
動画撮影はやり直しがきくため、求職者側もリラックスして自分のペースで質問の回答や自身のアピールができると好評です。
ジョブメドレーの登録から採用までの流れ
ここからはジョブメドレーに登録して求人情報を掲載、そして人材の採用までの流れをご紹介します。
実際の流れを先に知っておけば、スムーズにサービスを利用することができるでしょう。特に急に人材を確保しなければならないケースでは、スムーズに採用まで進める必要がありますから、流れを把握しておくことは大切です。
お申し込みフォームに必要事項を記入
まずは、ジョブメドレーのサイト上のお申込みフォームをクリックして、フォームに必要事項を入力して送信しましょう。
送信が完了したら、ジョブメドレー運営事務局によるお申し込み内容の確認および審査が行われます。
フォームからお申込みをした時間にもよりますが、最短だと即日中に審査が終了し、審査完了後すぐに利用を開始できます。
もちろんこの段階でも費用がかかることはないので、安心してお申込みください。
求人広告の原稿を作成
審査を終えて利用開始となったら、まずは求人広告の原稿を作成することになります。
自身で原稿を作成することも可能ですし、ハローワークの求人票があれば、ジョブメドレーに無料で代行を依頼することも可能です。
原稿を自身で作成する場合は、申し込みから5〜10営業日ほどで掲載、代行で原稿を作成する場合だと、申し込みから10〜15営業日ほどで掲載になります。
掲載までに必要な営業日は時期によっても変動することがあるため、注意しましょう。
求人広告が公開されたら選考開始
原稿が完成して求人広告が掲載されたら、次は選考を行います。
公開された求人情報を見た求職者からの応募があれば、面接などを行い選考しましょう。
求人広告が掲載されたタイミングから、スカウトメールを送ることも可能です。より積極的に人材を確保したい場合は、スカウトメールをうまく活用することで、効率的に人材へアプローチすることが可能になります。
また、求人情報を目立たせたい場合は、求人情報の優先表示などの有料オプションを利用することで設定を強化できます。
スカウトメールのメリット
上記でも述べたように、歯科衛生士の採用市場は求職者よりも求人数が圧倒的に多い状態です。求職者が見逃している求人も多いため、医院側からの積極的なアプローチが必要となるでしょう。
医院側からのアプローチとして代表的なものが「スカウトメール」です。ここからは、スカウトメールのメリットをご紹介します。
- 応募率・採用率を高められる
- 求める人材に積極的なアプローチができる
- 潜在層へのアプローチも可能
スカウトメールを送ることで、自社に合った人材を狙ってスカウトできる、積極的なアプローチができるということは1番のメリットです。
また、スカウトメールは潜在層へのアプローチも可能となります。転職しようか迷っているユーザーの場合にも、スカウトメールを送ることで、応募を後押しすることができるでしょう。採用が難しい歯科衛生士の場合は、このような潜在層へのアピールも重要になってきます。
スカウトメールのデメリット
スカウトメールには、少なからずデメリットも存在します。ここからは、デメリットについて見ていきましょう。
デメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- ライティングなどのスキルが必要になる
- 多くの人材を集めることには不向き
歯科衛生士の採用はライバル医院が多いため、優秀な人材の元に大量のスカウトメールが届いてしまい、その結果スカウトメールが埋もれてしまう場合もあります。
スカウトメールは、メールを送って終わりではなく、まず開封してもらい、返信率を上げるスカウトメールを書く必要があるのです。そのためには、ライティングスキルやメール配信のマーケティング知識も必要になるでしょう。いかに魅力的なスカウトメールを作成できるかが重要です。
また、スカウトメールでの求職者へのアピールは、どうしても少人数に絞られてしまいます。多くの人材を一気に集めたいという場合には、スカウトメールは向いていないといえるでしょう。
歯科衛生士の採用でお困りならデンタルHR総研
デンタルHR総研はこちら
ジョブメドレーは評判の良い求人サイトですが、それでも歯科衛生士の採用が難しいことに違いはありません。歯科衛生士を採用するには、求人原稿の工夫や積極的なスカウトメールが必要になります。しかし、これらの作業は非常に手間がかかりますし、ノウハウがなければ難しいのも事実。
これらの作業に困っている場合は、デンタルHR総研を利用してみませんか?
デンタルHR総研では、人事・採用経験20年、歯科衛生士採用600名以上の実績を持つ歯科専門リクルーターが、面倒な求人原稿の作成やスカウトメールの送信とそれに付随するやり取りなどを全て代行、貴院のスタッフ採用を全力で支援いたします。
初期費用はかからず、採用が決まるまでは完全無料で利用ができる完全成功報酬型のプランをはじめ、3つの料金プランをご用意しています。まずはデンタルHR総研【お問い合わせフォーム】から、お気軽にご相談ください。
まとめ
歯科衛生士をはじめとした医療や介護分野での人材不足は深刻な問題です。
人材をしっかり確保するためには、ジョブメドレーのような業界特化型求人サービスの利用は避けられません。
しかし、求人サイトを使いこなすにも手間がかかってしまい、ただでさえ人材不足で困っているのに時間を割くことは難しいというケースも少なくないでしょう。
採用業務のノウハウがない、時間がとれないため可能な限りアウトソーシングしたい場合には、デンタルHR総研を利用して効率的な採用活動をしませんか?
この記事を書いた人
こんな記事も読まれています!
歯科衛生士の勤務時間は長い?労働時間と1日の流れについて紹介
歯科衛生士は、歯科医師と協力しながら患者さんの口腔衛生の維持・向上のために働く専門職です。近年、歯科衛生士の役割は多様化しており、さまざまな職場環境で活躍しています。しかし、歯科衛生士の勤務時間は長い ...
医院向け|歯科衛生士はクビにできる?スタッフ解雇の際の注意点とは
歯科医院の経営において、優秀なスタッフの確保は重要な課題です。しかし、採用した歯科衛生士が期待通りの働きをしてくれない場合、クビにせざるを得ない状況も出てきます。 歯科衛生士をクビにする際には、正当な ...
歯科助手が採用できない理由【結論:歯科業界しか見えてないから】
歯科助手が採用できなくて困っているという声をよく耳にします。理由は【歯科業界しか見えていないから】です。 この記事では、「なぜ歯科助手が採用できないのか?」と「その解決策」を解説します。 歯科助手の採用でお困りの院長はぜひご覧ください。
【歯科医院向け】「見学だけでもOK」はダメ!?応募に繋がる医院見学のやり方!
いざ応募が来ても最初の医院見学がうまくいかず、採用に繋がらないという経験はありませんか? 本記事ではそんな医院見学のうまいやり方、応募に繋がる医院見学のやり方について詳しく解説しています。 見学は来るけど採用に繋がらないとお困りの歯科医院様は必見です。
歯科採用代行の専門業者に依頼するメリットとは?おすすめのサービスも紹介
多忙な歯科医院経営の中で、採用活動に十分な時間を割くことは容易ではありません。そこで歯科採用代行の専門業者に依頼することで、効率的かつ効果的な採用活動が可能になります。 一方で、自院の採用ノウハウが蓄 ...
デンタルワーカーの口コミは?活用するためのポイントをご紹介!
歯科医院で採用を担当されている歯科医院長先生の中には、歯科の人材代行サービス「デンタルワーカー」の情報を知りたいと考えている方も多いことでしょう。本記事では、歯科治療の人材紹介サービスで ...